goo of things でんきゅうは、電球の長時間つけっぱなし・長時間消えたままといった生活の中での電気の使い方で、離れて暮らす家族の異常を感知する見守りサービスです。
生活の中で欠かせない電気は、ライフスタイルに合わせておおむね使用サイクルが定まっています。
トイレやリビング、お風呂などにgoo of things でんきゅうを使うことで、離れて暮らす家族が普段どおりに生活できているかを把握することができるでしょう。
この記事では、goo of things でんきゅうについてまとめています。併せて口コミやメリット・デメリットも調べているので、見守りサービスの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
goo of things でんきゅうとは?特徴を徹底解説!
goo of things でんきゅうは、離れて暮らす家族の自宅各所の電球をgoo of things でんきゅうに取り替えるだけで、家族の異常を察知できる見守りサービスです。はじめに、goo of things でんきゅうの特徴から紹介していきます。
サービス名 | goo of things でんきゅう |
タイプ | 電球 |
料金 | アプリ利用料…月額638円(税込) 電球費用…10,780円(税込) |
販売業者 | エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(NTTレゾナント) |
電気の点灯、消灯による見守りが可能
goo of things でんきゅうは、電気の点灯・消灯により離れて暮らす家族を見守りができるサービスです。
リビングはもちろん、トイレやお風呂などにも設置可能。生活リズムも大まかに把握できることが特徴です。
goo of things でんきゅうはLED電球のため長期間長持ち。カメラやセンサーを用いた見守りサービスよりも導入しやすいところも魅力でしょう。
ただ、見守られる方が自分で電気のON/OFFができる、自立した生活をしている場合に適したサービスです。その点は事前に確認しておくことをおすすめします。
電球の点灯履歴がわかるため、異常を察知しやすい
goo of things でんきゅうは、専用アプリから1日の電球の点灯履歴を確認できます。毎日の電気のON/OFFの記録から異常時と正常時を把握し、異常時は見守る側の家族にアプリから通知が入ります。
通知はトイレやキッチンなどgoo of things でんきゅうを設置した場所ごとに届きます。例えばトイレなら1日の中で複数回使うので、24時間つけっぱなし・消灯したままなどの場合は早期に対応することができるでしょう。
スマホアプリだから管理が簡単
goo of things でんきゅう専用のアプリは、スマホアプリのため手軽に管理できます。見守る側は複数人でもOK、家族全員での見守りにも対応しています。
使用する電球はE26だからどこでも設置しやすい
goo of things でんきゅうの口金サイズは、一般家庭で使用されるE26です。玄関やトイレ、階段などにも多く使用されている口金サイズです。
ほとんどの家庭で使用されている口金サイズだから、設置しやすいのも特徴といえるでしょう。
goo of things でんきゅうの口コミ・評判はどう?
goo of things でんきゅうの口コミ評判を調べたところ、気軽な見守りとしては便利と悪くない感想が多かったです。ただ、緊急を要する事案や、何か起こる前の見守り対策としては厳しいといった評価でした。
悪い口コミ
goo of thingsでんきゅうは、ゆるく見守るならお勧め。点けっぱなし通知は3~24時間の間で設定できる。(5時間にしておくと、5時間点けっぱなしでアプリに通知)
— ふわONLINE (@fuwaonline) September 7, 2021
ただ、点灯なし通知は連続24時間無点灯じゃないと通知来ないので、緊急性ありそうな見守りには向かないかな~。 https://t.co/cV4QlvuQoG
良い口コミ
スタンダードプランや『goo of things でんきゅう』と検討。結果「通知=高齢の母に何かあったの!?」なので遅いのです。ですがサイトを確認すれば最後に点灯確認した時間がすぐに見れるので本当に安心。サイト(ホームページの管理画面)をスマホのホーム画面に登録してアプリのように使用すればで母が元気なうちはベーシックプランで充分です。
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goo of things でんきゅうのデメリット(注意点)
goo of things でんきゅうは、離れて暮らす家族の見守りを手軽に始められるサービスです。そろそろ見守りサービスを導入したいな、というご家族にも最適なサービスですが、利用する際に知っておきたい注意点やデメリットもあります。
ここでは、goo of things でんきゅうを利用する際の注意点やデメリットをチェックしていきます。
電球は自分で設置する必要がある
goo of things でんきゅうを導入する際は、自分で専用の電球を設置しなければなりません。goo of things でんきゅうスタッフによる設置サービスには対応していないので、その点は注意が必要です。
メールやパソコンに通知されない
goo of things でんきゅう専用アプリはスマホアプリのため、異常を察知した際はスマホアプリに通知されます。メールやパソコンには通知されない点は理解しておきましょう。
また、専用アプリの設定も自分でやらなければならないので、マニュアル等を頼りに設定するようになるでしょう。
異常を察知した場合、自分で安否確認する必要がある
goo of things でんきゅう専用アプリが異常を察知した際は、見守る側が自分で安否確認しなければなりません。
goo of things でんきゅうスタッフによる安否確認代行などは行っていないことは覚えておきましょう。
料金が毎月かかる。さらに電球代は別途発生
goo of things でんきゅう見守りサービスを導入する際は、アプリ使用料金が毎月638円(税込)、goo of things でんきゅう本体1個10,780円(税込)がかかります。
電球は1度購入すれば長期間使えますが、複数箇所に設置したい場合はその分の費用がかかります。
トイレ・お風呂・リビング・キッチン・玄関の5ヵ所に設置するなら5個購入する必要があるので、その点はよく考えて選択してください。
goo of things でんきゅうのメリット!
goo of things でんきゅうは月額料金や電球代は別途など、見守りサービス導入にあたりいくつかの注意点がありました。
ですが、goo of things でんきゅうを導入するメリットもあります。ここでは、goo of things でんきゅうを導入するメリットを紹介するのでこちらも目を通してください。
複数人の見守りができる
離れて暮らす家族の家にgoo of things でんきゅうを導入後は、見守る側は専用アプリから見守ることができます。
見守る側の人数制限はなく、複数人で見守ることができます。ただ、利用の際には各自gooIDが必要になるので、事前に用意しておくと良いでしょう。
親(見守られる側)のプライバシーが守れる
goo of things でんきゅうは電気の使用状況から離れて暮らす家族を見守るサービスのため、家族のプライバシーを損ねることがありません。
例えば、高齢の親を見守るために専用のカメラやセンサーを設置するケースだと、親としても常に見張られているように感じる人もいます。
その点、goo of things でんきゅうなら、電気の使用状況の把握のみ、日常生活を誰かに見られることはありません。
見守られる側のプライバシーを守り、自然な生活のまま見守りができるのはgoo of things でんきゅうならではのメリットでしょう。
気軽に見守りを始めやすい
goo of things でんきゅうは大掛かりな設置工事・インタネット環境などは一切なし、goo of things でんきゅう本体とアプリの導入のみで気軽に見守りを始められます。
まだまだ元気な親でも、シニア世代になったのをきっかけにそっと見守りたい、万が一の事故や病気に備えたいという場合にもおすすめです。
goo of things でんきゅうの利用方法
goo of things でんきゅうの導入を検討しているなら、購入から利用開始までの流れも把握しておきたいですね。
ここでは、goo of things でんきゅうの利用方法について解説していきます。
公式サイトから注文
goo of things でんきゅうの申込みは公式サイト(https://got.goo.ne.jp/denkyu/)から行います。ページ上部の「購入する」もしくはページ内にある「ご購入はこちら」をクリックすると、サービス月額利用料とgoo of things でんきゅう本体の購入ページが表示されます。
必要なgoo of things でんきゅう数を選択後、氏名や住所、gooIDなど必要な情報を入力して申込みを完了してください。
このとき、複数個のgoo of things でんきゅうを購入する場合でも1つのgooIDで購入しますので、その点は注意してくださいね。
1週間程度で注文時に入力した住所にgoo of things でんきゅう本体が届きます。
専用アプリのダウンロード
goo of things でんきゅうが届くまでの間に、専用の「goo of things」アプリをダウンロードします。Android・iPhoneのどちらにも対応しているので手持ちのOSに合うものを選択してください。
アプリの利用の際は、goo of things でんきゅう申込み時のgooIDが必要になります。プロフィールなど個人情報を入力する際は、アプリの指示に従って進めましょう。
届いたらアプリに電球を登録、設置
goo of things でんきゅう本体が届いたら、「goo of things」アプリにgoo of things でんきゅうの情報を登録します。
参照:goo of things でんきゅうアプリマニュアル
goo of things でんきゅう本体にあるQRコードをスマホでスキャンする方法と、コード&シリアルナンバーを入力する方法がありますが、QRコードのスキャンの方が手軽でしょう。
続いて、goo of things でんきゅうの設置場所、1日中点灯がないときの通知時間、つけっぱなし時の通知時間などを設定します。
点灯がないとき、つけっぱなしの通知際しては1時間単位で通知時間を設定できるので、見守る側の都合や見守られる側のライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
その後、所定の場所にgoo of things でんきゅうを取り付けて利用開始となります。
goo of things でんきゅうの解約方法
見守られる側の状況が変わった、カメラやセンサー付きの見守りに変更したいなどさまざまな理由でgoo of things でんきゅうを解約する際は、専用アプリ「goo of things」から解約手続きをします。
アプリ内の設定→契約内容に進み、画面内に表示されるgoo of things でんきゅうの「解約する」ボタンをタップします。
その後は画面の指示に従い解約を完了させてください。解約後はgoo of things でんきゅうを返却する必要はなく(売り切り)、普通の電球として利用することができます。
ただ、解約後の通知が届かなくなることや、同じgoo of things でんきゅうを使用してサービスを再開することはできないのでその点は注意が必要です。
解約後に再度サービスを利用したい場合は、新しくgoo of things でんきゅうを購入し、新規での契約となります。
参照:【goo of things でんきゅう】解約した場合、電球を返却する必要はありますか?
まとめ
今回は、見守りサービスのgoo of things でんきゅうについて紹介しました。専用のgoo of things でんきゅうを購入すれば、アプリ1つで離れた家族を見守ることができる画期的なサービスでしたね。
日常生活に欠かせない電気の使用頻度で、見守られる側のプライバシーを守りつつ、安全に見守ることができ、見守る側の人数に制限がないため家族全員で情報を共有できるのも魅力の1つです。
導入時に大掛かりな設置工事などがないこと、初期費用はgoo of things でんきゅうの購入費用のみとシンプルなところも注目を集めています。
ただ、見守られる側が電気のON/OFFを操作できる自立した状態であることが前提のサービスであること、異常を察知した場合は自分たちで安否確認をしなければならないことは、理解しておきましょう。
また、アプリの導入・設定、電球の取り替えも自分で行わなければならない点も理解しておいてください。
離れて暮らす親や、まだ元気だけど万一に備えたいという方は、goo of things でんきゅうでそっと見守りを始めてみてはいかがでしょうか。