近年は、高齢者向けの見守りアプリが登場し、離れて暮らす親や一人暮らしの家族の安否確認・生存確認に利用するケースが増えています。
一時期、高齢者の孤独死があったことや、一人暮らしの高齢者が増えていることからも、悲しい事故を防止する対策として注目を集めています。
見守りアプリはスマホで利用するものがほとんどで、利用料金が無料のものもあります。対応するOSなども併せてまとめているので、気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。
高齢者見守りアプリおすすめ11選!一人暮らしの親の生存・安否確認にこれ
お元気ですか
コミュニケーション支援アプリの「お元気ですか」は、iOS対応の高齢者や障害者向けの無料アプリです。8つのボタンを選択するだけで合計80種類のメッセージを簡単に作成し送信することができます。
80歳以上の高齢者でも指先のみで操作しやすく、離れて暮らす親や子どもの安否確認に役立ちます。
ただ、メッセージ送信後の開封確認ができないので、その点は別の方法でお互いにやり取りすることが必要でしょう。
料金:無料
OS:iOS 7.0 以降
公式サイト:お元気ですか
LINE エンリッチ見守りサービス
「LINE エンリッチ見守りサービス」は、LINEを使っている人を対象としたアプリで、もともとは東日本大震災で家族や友人の安否確認をするために開発されたものです。
1日から3日の間で任意の時間を選択して安否確認通知を送信でき、そのメッセージがタップされない場合は24時間後に再送、さらに3時間経過しても確認できないときは直接電話をかけるなどの機能が整っています。
LINEと同じく利用料が無料なのもポイントです。
料金:無料
OS:Android・iOS
公式サイト:LINE エンリッチ見守りサービス
ラクホン
「ラクホン」は、スマホの機能をシンプルに表示したわかりやすく操作しやすいアプリです。
どちらかというと離れて暮らす高齢者や家族側が情報を発信するタイプのアプリです。緊急メールやワンタッチダイヤルにあらかじめアドレスや電話番号を登録しておき、有事の際にアプリ利用者側が操作する仕組みとなっています。
やや高齢者よりも子ども向け、防犯ブザーの代わりになるアプリといえるでしょう。
料金:無料
OS:Android2.2以上、iOS6以上
公式サイト:ラクホン
Peaceful Line
「Peaceful Line」は、緊急連絡や安否確認通知の受信ができるアプリで、事前に設定した時間以上アプリの操作がないときに各利用者あてに緊急連絡メールや安否確認通知を受け取ることができます。
また、アプリをインストールしたスマホを持つ利用者の位置情報をMAPで確認できるほか、通話もできるのでいざというときにも役立つでしょう。
基本は無料ですがアプリ内課金もあるので、必要に応じて利用すると良いでしょう。
料金:無料(アプリ内課金あり)
OS:Android・iOS
参考URL:Peaceful Line
リンクプラス
「リンクプラス」は孤独死防止を目的としたアプリで、スマホだけでなくタブレットでも利用できることが特徴です。
離れて暮らす高齢者や、シングルマザーで小さな子どもがいる方などにぴったりで、自分にもしものことがあったときに異変を伝えることができます。
利用料は無料、送信先は3ヵ所まで登録することができます。家族や友人など用途に合わせて利用できるのは強みといえるでしょう。
料金:無料
OS:Android・iOS
公式サイト:リンクプラス
みまもりLite
「みまもりLite」は、スマホを置いておくだけで、離れて暮らす高齢者や子どもの動きや在宅を見守ることができるアプリです。
スマホ以外にタブレットでも利用可能、在宅・外出はアプリ内のボタンを押すだけで切り替えができ、スマホ内蔵のカメラで動体感知による見守りができます。
また、あらかじめ登録しておいたメッセージで簡単にメール送信ができるほか、緊急ボタンを長押しで家族に異変を知らせることができます。
料金:無料
OS:Android
公式サイト:みまもりLite
みまもるん
「みまもるん」はiPhoneに対応する安否見守りアプリで、スマホの無充電状態が一定時間続くと自動で家族に通報してくれることが特徴です。
初期設定以外は一切操作を必要としないので、スマホの操作に不慣れな高齢者にも利用しやすいでしょう。利用者に知られることなくインストールすることも可能です。
スマホの充電頻度に合わせて通報までの時間を自由に設定できるのもポイント、利用料が無料なのも利用しやすいところです。
料金:無料(アプリ内課金あり)
OS:iOS
公式サイト:みまもるん
ピースサイン
「ピースサイン」は、離れて暮らす家族がスマホに通知されるメッセージに回答すると、見守る家族に内容と回答時刻をお知らせするアプリです。
通知は1日1回、何度も回答する手間がないので無理のない範囲で見守りをすることができます。スマホさえあればすぐ始められるのも良いですね。
また、緊急時には緊急メッセージを送信でき、定型文の選択のみで簡単に返信可能、月額500円の有料ですが機能がシンプルで使いやすいアプリです。
料金:月額500円(初回無料期間・アプリ内課金あり)
OS:Android・iOS
公式サイト:ピースサイン
Softbank みまもりサービス(みまもる)
「Softbank みまもりサービス(みまもる)」は、ソフトバンクが提供する見守りアプリで、アプリをインストールするだけでスマホ起動・充電・スマホを所持しての歩行などの様子を見守ることができます。
あらかじめ設定した時間までにスマホの使用がない場合、自動で見守られる人に電話をかけます。電話に出なかった場合、見守る側に通知される仕組みとなっています。
有料・無料のプランがあるので用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
料金:シンプルプラン無料、基本プラン月額528円(初回・初月無料)
OS:Android・iOS
公式サイト:Softbank みまもりサービス(みまもる)
dヘルスケア
「dヘルスケア」は、運動や食事、お通じなどを中心に健康管理ができるアプリです。歩数や体重、血圧や脈拍もグラフ表示でき、これまでの記録と比較することができます。
高齢者本人が自分で健康管理をするためのアプリなのですが、自身で管理することで健康に気遣うようになったりdポイントが溜まったりとポジティブに楽しめることが特徴です。
ドコモ携帯でなくとも利用可能、楽しみながら自己管理したい方におすすめです。
料金:330円(初回申込後31日間無料)
OS:Android・iOS
公式サイト:dヘルスケア
Life360
「Life360」は、アプリを導入するとプライベートなグループを作り、グループに登録した人の位置情報を確認できるものです。
離れて暮らす高齢者や家族をグループに登録すれば、いつでもどこにいるかを共有することができます。所定の場所に出入りした際には通知を受信することも可能です。
また、安全かつ非公開のチャット機能で連絡も取り合えるので、居場所の共有のみならず見守りアプリとしても使えます。
料金:無料(有料プランあり)
OS:Android・iOS
公式サイト:Life360
高齢者見守りアプリを選ぶポイント
高齢者見守りアプリは、無料から有料版までたくさんあることがわかり、どれにしようか迷ってしまいますね。
自分や離れて暮らす家族に合うものが良いといっても、どんな基準で選んだら良いのでしょうか。
ここでは、高齢者見守りアプリを選ぶポイントを紹介していきます。
見守るレベル(単なる安否確認か、連絡取り合うか、など)
見守り対象となる高齢者の状態はどのくらいの見守りレベルでしょうか。
例えば、高齢者がアクティブな方で安否確認だけできれば良いという場合や、メールや定型文メッセージで連絡を取りたい、電話で連絡を取りたいなど、いろいろな状況があるでしょう。
見守りアプリを選ぶ方法として、見守られる側の高齢者の状態や、どこまで見守りたいかを考えて選ぶことをおすすめします。
アプリの操作性(導入や使いやすさなど)
アプリは事前に設定が必要なもの、毎日メッセージの送受信があるもの、インストールするだけなどのように、特性により操作性がかわってきます。
アプリをインストール後に、設定や使い方が複雑だといくら優秀な機能があったとしてもちょっと面倒ですよね。
そういった部分も含めて、導入しやすく操作しやすいものもチェックしてみてください。
また、見守られる側に操作が必要な場合、指先だけで簡単に操作できるか、緊急時にどのボタンを押せばいいかなどそういった部分も確認しながら選んでみましょう。
一人暮らしの高齢者の孤独死が年々増加…
近年では、一人暮らしの高齢者の孤独死が増えています。国土交通省の発表によると、2019年の死亡者数のうち自宅で孤独死した人は全体の13.6%、約18.8万人となっています。
そのうち65歳以上は約7割、病死による孤独死が増加傾向にあり、これを受けて保険会社から孤独死保険が販売されるなど、世間からの孤独死防止に対する注目度が高まっている状態です。
また、厚生労働省では、孤独死予防のために地域や自治体との連携の強化や、デジタル機器を活用した見守りが不可欠だとしています。
参照:
孤立死防止対策取組事例の概要
孤独死の未然防止に関する地域連携協力
年齢を重ねるにつれ、外出や人と接する機会が減り、近隣住民との関係性も希薄なものになる人は多いです。デイサービスなどの利用で外部との接触を持つ人もいますが、すべての人がデイサービスを利用するとは限りません。
それに、自治体や地域との連携といっても、高齢者が多い今の時代はすべての方にサポートが行き届かない可能性もあります。
企業が有料で提供する見守りサービスを併用するとしても、時間や曜日に関係なく緊急時に絶対に対応できるとは言い切れないことや、料金面の負担も発生するでしょう。
そういった関係からスマホやタブレットで利用できる見守りアプリは、見守られる高齢者がある程度操作できれば見守りをすることができます。
見守りレベルや種類も豊富にあり、無料アプリが多いなど、見守りの入門編としても利用しやすいでしょう。
今、離れて暮らす高齢の家族の見守りを検討している方は、今回紹介した見守りアプリの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、おすすめの高齢者見守りアプリを紹介しました。スマホやタブレットで手軽ニ利用できること、簡単操作や料金が手頃か無料であるなど、さまざまなアプリがありましたね。
高齢者見守りアプリは、無料のアプリでも種類が多く、複数の見守りレベルに合わせたものがあるので初めての見守りという場合にも適しています。
導入コストがほぼかかりませんし、見守られる側が操作できればほとんどのアプリに対応できるでしょう。
見守られる側としても定期的に家族と連絡をとり、気にかけてくれていることを実感できれば幸福度も高まります。
孤独死が増加している時代だけに、アプリで安否確認をして高齢者とのコミュニケーションを増やしていきたいものです。
気になる見守りアプリが見つかった方は、さっそくインストールしてみてくださいね。