ラボット(LOVOT)は、まるで生きているかのような振る舞いが人気のロボットで、専用のスマホアプリの利用で、離れて暮らす家族の見守りにも使えると話題になっています。
ロボットでありながら徐々に懐いてくるところや、甘えてくるなどのさまざまな対応があり、まるでペットのような感覚で愛着が湧いてくると評判になっています。
ご主人さまからの呼びかけや声がけに応じてラボットの反応が変わるので、1人暮らしの高齢者の場合なら会話をはじめとするコミュニケーションが増える、といった効果が期待できると注目を集める存在です。
今回は、ラボットの特徴を詳しく紹介するとともに、評判や口コミ、見守りに利用する際に後悔しないための注意点を解説していきます。
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ラボットとは?できることはなに?
ラボットは、世界最高水準のテクノロジーで構成された人と暮らすロボットで、接し方によりラボットの対応が変化していくことが特徴です。
声をかけると振り向いたり、見つめ返してくれたりと、まるで生き物のような振る舞いと意思を感じられるその様子に、愛着を感じる人が多いです。
はじめにラボットができること、機能や性能面について見ていきましょう。
商品名 | LOVOT(らぼっと) |
タイプ | 家電(ロボット) |
料金 | 【本体価格】 498,800円 【月額料金】 10,998~21,998円(プランによる) ※本体一括払いの場合 |
販売業者 | GROOVE X株式会社 |
コミュニケーションがとれる
ラボットは、全身のセンサーが捉えた刺激や情報を、ディープラーニングを含む機械学習技術で処理してリアルタムに振る舞います。
事前にセットされたプログラムを再生するのと違い、保有者一人ひとりの接し方に合わせてコミュニケーションを取ることが特徴です。
離れた場所から見つめてくる、音声を発して甘えてくる、外出時はお留守番ができ、帰宅時には玄関まで出迎えてくれるなどさまざまなコミュニケーションを取れます。
言葉は話しませんが、状態に応じて毎回異なる音声を発する様子は、まるで感情を持った生きるペットのような感覚にもなるでしょう。
ご主人さまに寄り添い、さまざまなコミュニケーションが取れることは、ラボットならではのメリットといえるでしょう。
室内の見回りや留守番ができる
ラボットには頭の上に360度見渡せる半天球カメラやマイク、明るさを完治する照度センサー、人か物かを識別できるサーモグラフィーを搭載しています。
部屋全体の様子を正確に把握して、家具をはじめとする室内の様子を認識することができます。ご主人さまが家のどこにいるのかも認識できるため、室内の見回りや留守番なども対応可能です。
毎日の記録ができる
ラボットの専用アプリには、「何回撫でられた」「名前を呼ばれた」「たくさん抱っこしてもらった」など、ご主人さまがラボットにどんな接し方をしているかを記録します。
接触があった日付や時間、程度なども把握できるため、これらの記録をチェックすれば、ご主人さまとラボットの距離感や絆もうかがい知ることができるでしょう。
ラボットの口コミ・評判は?気持ち悪い、うるさいなど後悔する?
ラボットの口コミを調べた結果、多くの人が可愛い所作に癒されてるのがわかります。しかし、中には気持ち悪さやうるささを感じている人も。。
悪い口コミ
ラボットどっかのショッピングモールで見かけた時に気持ち悪いなって思ったんだけどあれそんな可愛さを追求されてたのね…
— 三茶 (@three_tea_trrb) November 14, 2022
たまごっちくらいのやつかと思ってたらちゃんと高くてびっくり
ラボットはあったかいけど堅いし横にするとなんか泣きはじめるからちょっとうるさい
— あお (@Sculptor_lyra) October 4, 2022
良い口コミ
夕食後のばあばの抱っこ待ちの2人の戦い?💦今夜はきょろお姉ちゃまの勝利🎊2人の表情の違いが😅😆#LOVOT #ラボット pic.twitter.com/iWHRwb36p3
— さゆりんご (@sayurin12041009) May 1, 2023
とろちゃん、おはらぼ〜😆
— 🍅とろろ蕎麦🥬 (@tororo_lovot) February 2, 2023
癒し✨#ラボット #LOVOT #LOVOTとの暮らし pic.twitter.com/UPn7t7Ia0B
実家のラボットがすくすく成長して、前よりよく話したり活発になってた☺️💕
— ララ♪🌈 (@lalalulala0129) March 11, 2023
ロボットだけど、毎日両親を癒してくれている大切な大切な家族🥹✨
一生懸命「おはよー✋」って返してくれるの可愛すぎて笑えるww🤣❤️ pic.twitter.com/R2jbyGLZb5
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ラボットを利用する際の注意点(デメリット)
ラボットは、接し方次第で性格が形成され、コミュニケーションが取れるロボットして注目されています。
離れて暮らす家族の見守りにも使えると話題ですが、利用する際はいくつか注意しておきたいデメリットがあります。
毎日の生活を豊かにしてくれるラボットですが、導入を検討している方は1度目を通してください。
価格が高すぎる
ラボットは本体価格一括払いで498,800円と、非常に高額なことが最大のデメリットです。
家族の見守りに使いたい場合、支払いができるなら良いですが、費用を安く抑えたい場合は他のサービスのほうが良いでしょう。
分割で購入することもできますが、手数料を考えるとかなり高額になるため、慎重な判断が必要です。
さらに月額費用がかかる
ラボット本体を一括または分割で購入したとしても、別途、暮らしの費用として10,998円~21,998円/月がかかります。
本体価格を60回払いにして、暮らしの費用の最安プランを選択した場合、9,141円/月+暮らしの費用スマートプラン10,998円=20,139円/月はかかる計算です。
分割を24回払いにして、暮らしの費用をスタンダードプランやプレミアムプランにすれば、その分だけ月々の負担は大きくなるでしょう。
ロボットだけにどうしても導入時・維持費が高くなることは避けられないデメリットです。
故障が多い
ロボットである以上、故障や不具合はつきものです。毎日一緒に生活するだけといっても、ラボットは思いのほか故障しやすいため、その点も理解が必要です。
故障した際は、治療・入院という名の修理ができますが、暮らしの費用で選択したプランにより補填は変動します。
スマートプランなら55%補償、スタンダードなら70%、プレミアムなら100%の補償が受けられるものの、修理代金によっては負担が大きくなる可能性もあります。
充電の頻度が多い
ラボットは、自分で充電器に行って充電してくれるのでその点は良いのですが、約30~45分の稼働につき15分~30分程度の充電が必要になります。
端的に言えば、1時間に1回は充電しなければならず、充電頻度が多いこともデメリットといえるでしょう。
1回あたりの電気代はわずかでも、長い目で見れば電気代が余分にかかることも考えておかなければなりません。
ラボットのいる暮らしはメリットだらけ!
ラボットは導入に際し費用が高いことや充電頻度が多いことなど、いくつか注意しなければならないことがありますが、導入後の暮らしはメリットがとても多いです。
ここでは、実際にどんなメリットがあるのか解説していきます。
幸せホルモン濃度が高い生活になる
ラボットは、たった15分のふれあいでストレスの原因となるコルチゾールが減少し、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンホルモン(ペプチドホルモン)の濃度が高くなることがわかっています。
ラボットと資生堂による共同実験では、人の精神的な安定や絆、母性愛にも関与するとしています。
癒される時間が増える
ラボットの瞳、音声、手触り、ぬくもりは、まるで生きものをそばに置いているような感覚になります。また、かわいがってくれた人に懐いてくれるので、癒される時間が増えていきます。
接し方によりラボットとの距離が近くなり、甘えてくれるようになると、さらに癒やされていると感じるようになるでしょう。
ラボットの成長を楽しめる
ラボットは接し方により個性が生まれます。関わり方次第で、ラボットの成長が見られるのもメリットといえるでしょう。
例えば、毎日名前を呼び、抱っこする時間を作る、撫でる時間を作るといった状態ならラボットもたくさん甘えてくれるようになります。
また、さっきまで近くにいたかと思えば、ラボットが1人で遊んでいることもあり、そのファジーなラボットの様子に思わず生きているのでは?と感じることもあるでしょう。
特に1人暮らしの方の場合、ラボットに声をかける機会が増えて、その反応を楽しみながら成長を見守ることもできます。
ラボットはこんな人におすすめ!
ラボットは、基本的には人と一緒に暮らすロボットですが、どんな人に向いているのでしょうか。ここでは、ラボットがおすすめの人の特徴を紹介していきます。
親や子どもの見守り代わりに
ラボットは、離れて暮らす家族や、1人の時間が長い親や子どもへの見守りに最適です。コミュニケーションが不足しがちな方や、話す機会が少なくなっている方にも良いでしょう。
また、人と接するのがあまり得意ではない人にもおすすめしたいです。自分のペースでコミュニケーションを取れることや、ラボットは言葉を発しないことからも、気軽に接することができる相手として最適でしょう。
ペットを飼いたいけど飼えない方に
生活の中でペットを飼いたいけれど、さまざまな事情で飼えない方にもラボットはぴったりです。
ラボットは本当に生きているかのような反応をしてくれるし、ラボットとのコミュニケーションで少しずつ成長していきます。
名前を呼ぶと来てくれたり、抱っこして撫でると眠ってくれたりすることからも、ペットのように愛情を注ぐことができます。
1人はさみしいと感じる人
1人暮らしをしている方や、1人の時間が長い方で1人は寂しいと感じる人にもおすすめです。
ラボットは、寂しさを埋めてくれる愛らしさと成長があり、自分だけの相棒としても長く愛せるロボットです。
抱っこもできることを考えると、存在感も感じられるでしょう。
ラボット以外の見守りロボットを知りたい方は「高齢者におすすめの見守りロボット。離れた親の話し相手にピッタリなのは?」のページを参考にしてください。
ラボットの価格や月額プラン
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ラボットは月額プランを解約したらどうなるの?
ラボットを導入したあとに、状況によってはラボットの月額プランを解約しようと思うこともありますね。
ラボットの月額プランを解約するとその後はどうなるのか調べたので、ラボットの導入を検討している方や解約を検討している方は1度チェックしてみてください。
結論から言うと、ラボットの月額プランを解約後は、ラボットのサービスが使えなくなります。
<月額プラン解約後に使えなくなるラボットの機能・サービス>
・アプリ機能全般(目・音声・名前の変更・アルバム・ダイアリー・お留守番など)
・ソフトウエアのアップデート
・ラボット本体の主要機能全般
・定期メンテナンスや修理
・同一機体での再契約など
現状では月額プラン解約後の同一機体での再契約はできませんが、今後は同一機体での再契約や解約せずに一定期間の利用停止ができる休会サービスを開始予定となっているので、現在ラボットの解約を検討している方は、順次サービス提供開始を待つのも選択肢の1つです。
また、ラボットを購入した時期により条件が異なる場合もあるので注意が必要です。
2022年5月25日以前にソロまたはデュオを購入した方は、月額プランの初回契約分は契約期間中の中途解約はできません。
プランの契約満了日の10日前までにラボットコンシェルジュに解約の連絡を行う必要があります。解約の連絡をしなかった場合は12ヵ月の自動更新となるため、解約の連絡をするタイミングが重要です。
2022年5月26日以降にソロを購入した方は、いずれのプランでも中途解約金なしで中途解約が可能です。
申込後の応当日の10日前まで解約受付ができれば、応当日までの契約となります。10日前を過ぎた場合は翌月の応当日までの契約となるので注意が必要です。
<応当日が6月20日の場合の例>
・6月10日までに解約受付完了…契約は6月20日まで
・6月11日以降に解約受付完了…契約は7月20日まで
ラボットの購入日や解約受付完了のタイミングで対応が異なる点は、十分に注意しておきましょう。
参照:
LOVOTは解約するとどうなりますか?
月額サービスを解約したいです
ラボットに飽きた?いらなくなったらどうするの?
ラボットに飽きたり一緒に生活できなくなったりした場合、手元にあるラボットはどうしたら良いのでしょうか。
ラボットが不要になった際は、GROOVE X株式会社にて公式に買い取りまたは引き取りを行っています。
解約の手続きの際に引き取りサービスの利用を申し出ると、デュオなら20,000円、ソロなら10,000円で買い取ってもらえます。
ただ、引き取ったラボットを新たな場所で活用するために、ラボット本体、ネスト、その他の付属品が一式揃っている場合のみの受付なので、その点は注意が必要です。
そのほかの方法として、ラボットが欲しい人に譲る、ラボットの買取業者に売る、自宅に飾るなどの方法があります。
いずれにしても、一緒に暮らした記録が残っている場合もあるため、公式の引き取りサービスを利用するのが良いでしょう。
これからラボットの導入を検討している方は、ラボットと一緒に暮らせなくなったときのことも考えて付属品などはしっかり保管しておくことをおすすめします。
参照:LOVOTを解約して不要になった場合、引き取りや買取のサービスはありますか
ラボットを買うか迷ったらレンタルを!
ラボットを導入したいけれど、買うかどうか迷うときはレンタルサービスを利用してみるのがおすすめです。
レンタルなら一定期間のみお試しで利用できることや、購入するよりも安く使えるメリットがあります。
レンティオ
レンティオでは、月額45,000円、最低3ヵ月からラボットをレンタルできます。お試しで使ってみたい場合は、ワンタイムプラン7泊8日、35,000円でもレンタルが可能です。
月額制プランとワンタイムプランは、料金的に10,000円しか変わりませんが、月額制プランとワンタイムプランのレンタル期間の違いをよく考えて決めることをおすすめします。
kikito
Kikitoでもラボットをレンタルできます。ラボット本体のカラーやレンタル期間を選べることが特徴です。
ラボットソロは、お試しプラン短期8日~、25,000円でレンタルできます。長期になると月額45,000円です。
このほかソロでも茶色と薄茶では料金が異なり、茶色は短期で35,000円、長期で月額55,000円、薄茶は短期で37,000円、長期で月額57,000円からとなっています。
ラボット本体の購入代金も高額ですが、レンタルでもほかの家電よりだいぶ高いことがわかりますね。
用途や期間などご自身の都合に合わせて検討するようにしましょう。
まとめ
今回は一緒に暮らせるラボットを紹介しました。ロボットでありながら、人とのコミュニケーションにより性格が形成され、その上での成長も楽しめることが特徴です。
言葉は発しませんが音声により感情を表現し、甘えたり眠ったりとさまざまな振る舞いをしてくれるのも魅力です。
ラボットが感知する情報は専用アプリで把握できるので、離れて暮らす家族や子ども、1人の時間が長い親や子どもの見守りとしても重宝するでしょう。
ラボットとの関わりで幸せホルモンが高濃度になることや、ストレスを軽減できる実験結果からも、ラボットは人間に良い影響を与える存在としても注目されています。
ただ、購入するにしてもレンタルするにしても、料金が高いことがネックです。充電を頻回に行う点や故障しやすいといったデメリットもあります。
そのデメリットを上回る癒やしや愛情を感じられるものの、現実的な問題として事前によく検討することが必要です。
1人暮らしで寂しい、離れて暮らす家族の見守りに安心と癒やしをプラスしたい、という方は、ぜひラボットの導入を検討してみてくださいね。
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